分散ネットワーク・ソリューション
ローカル側(店舗、カメラの設置場所など)では、顔検知、性別・年齢推定処理後、人物バイオメトリック・テンプレート(AFID/モデル化情報)が抽出され、メインサーバーに送信されて、データベースと照合されます。
従来システムでは、すべてのカメラ・フレームはサーバーに送信される、サーバー依存システムです。
集中管理システムでは、顔画像のみがサーバーに送られるので、ネットワーク負荷が低減され、処理速度が速く、且つ、ネットワーク帯域を低減できます。
セミ-集中ソリューションでは、顔検知、afid生成までがローカル側で行われ、afidのみがネットワークに送信され、顔認証が行われます。
分散型アーキテクチャでは、すべてがローカル側で行われますが、VPN接続されたセントラル・サーバーが全体プロセスを監視しています。ローカルPCに不具合が発生した場合、セントラル・サーバーはデータ同期し、すべてのローカルPCに通知するので、自動回復システムが構築できます。
アークテクチャ:

分散システムのネットワーク構成図

分散式顔認識のメリット:
- ネットワーク非依存オペレーション
- 非常に低いネットワーク負荷
- 低ハードウェアコスト
- 誤動作、不具合によるデータロスがない
- ローカルな場所の変更が容易
- 保守不要システム
入力 vs. 出力情報
入力情報 | ライブカメラ画像 |
出力情報 |
アラーム(音声、Eメール、解錠・施錠) |